目を覆う涙の秘密

涙は悲しいときだけではなく、常に分泌され目の表面の角膜を湿らせて保護しています。目を覆う涙の量は片方の目で1000分の7ミリリットルくらいで、これは目薬一滴の6~7分の1程度の量です。
目の角膜を覆う涙の膜の厚さはだいたい100分の1~4ミリメートル程度しかなく、たいへん薄いものです。この膜は均一というわけではなく、3つの層をなしています。
膜の一番外側にあるのは脂の薄い層で、上下のまつ毛の生え際にマイボーム腺と呼ばれる腺があり、この腺から脂が分泌されているのです。最も外側の部分を脂がおおっているのは涙が蒸発して乾くのを防ぐためです。
2番目の層は液層と呼ばれ、これがいわゆる涙と言われるしょっぱい液です。一番下にあるのがムチンというたんぱく質を含んだ粘着性のある液体層です。

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